神奈川県葉山市から三浦市を結ぶルート134号線(三崎街道)沿いに新築したガラス工房のギャラリー。
敷地内には元からあったRC造打ちっ放しの工房がありその隣地に計画。設計立案をした堀越英嗣ARCHITECT5の堀越先生からの紹介でご縁を頂きました。
建物は木造2階建。住居とギャラリースペースが併用。
浴室や寝室が備わっていてプライベート性の高い建物になっている。
気軽に入る事はできないが、幸運なゲストは玄関の引き戸を開けて中に入ると正面の廊下にあるカウンターで足が留まるだろう。クライアントが製作したガラス工芸品を見ることができるからだ。突き当たり右側の部屋は茶室になっている。
ここでクライアントがゲストにお茶をたてて持て成す。
私も地鎮祭の当日に作法も知らず厳かな気持ちでこのお茶を頂きました。
2階には勾配天井の高さを活かしたギャラリー。
世界中で活躍しているクライアントのお二人の作品の数々を
ご覧いただけるでしょう。
ガラスの透明感、色鮮やかな模様と装飾そして繊細さに見惚れてしまう。そんな逸品を展示するギャラリーを作ることが出来たことに誇りを持つことが出来ました。
空窓から見える南側の雑木林と青空を見ながら・・・