2002年からCFに出ていたチワワがペットショップで数十万円の値がつき、空前のペットブーム(バブル?)も世界不況の影響もあるのかもしれないが、徐々にその話題も薄れてきた昨今。しかしながら依然として休日の砧公園や駒沢公園では外国産の犬をつれた人たちが、楽しそうに散歩をしていたりコミュニティを形成したりしている。そのほとんどが座敷犬と思われるような外国産の小型犬である。生憎我が家には座敷犬が居ないのでその話題で仲間に入る事は出来ないが、そんな家族の一員であるペットの歩行を考慮した家作りを提案する事が可能となった商品を紹介する。
近年建てられる住宅のほとんどが洋室を主としたLDKタイプである。床は木質系のフローリング仕上げ。床の表面はコーティング処理が施され、グレードが高くなるほど傷が付きにくくなっている。20年前のフローリングでは相当な擦り傷やシミなどが発生していた。なかには表面の単板がはがれたケースもあった。そのたびにメーカーも改良を重ね、進化を遂げ現在に至っている。
現在、単板張りのフローリングはスリッパによる擦り傷やキャスターによる傷も付きにくくなっているものが主流となってきた。その結果、ソックスなどで歩いてみるととても滑りやすくスリッパなどを履いていないと歩きにくいモノになってしまった。一方これはペットの犬にとっても歩きにくく、骨盤を痛めてしまう事もあるそうだ。そんな愛犬家たちの要望に応えたフローリングが発売された。その名も大建工業『ワンラブフロア』。
基材はWハードベース付合板。表面は特殊オレフィンシート、特殊防滑マットコート塗装仕上げ。つまり滑りにくくペットにとってとても歩きやすい仕上がりとなっている。
実際商品に触れてみると、木質感は薄く明らかに合成とわかってしまうが、傷も付きにくく丈夫で長持ちしそうな事はだれでも想像できるものになっている。仕様書にも、ワックス不要。よだれや粗相にも強い。抗菌仕上げとうたってある。つまりは小さな子どもの居る家族にも適しているといえる。
価格は坪当たり37,800円と通常のフロアに比べ割高。しかしながら家族同然の愛犬の環境づくりと考えるならこれ以上の商品は無いと思う。
部屋のリフォームや新築を考えるとき、依頼するハウスメーカーや工務店の提案するプレゼンだけでなく、商品一つ一つにこだわりと豆知識も後悔しない家造りには必要ではないだろうか。詳しくは下記ホームページをクリックしてみてください。
「DAIKEN ワンラブフロア」
尚、サンプルや商品の説明の希望があれば弊社までご連絡下さい。