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夏の訪れ〜フロム東村山
[ 2010年7月13日 ]
先週の土曜日、日曜日の二日間。地元のお祭りがあった。
『野際神社の夏祭り』である。

photoこれは、東村山市久米川町内にある熊野神社〜野際神社までの区間を山車で奉納めぐりをするもので、歴史は古く、少なくても私が幼少の頃から続いている。(昔のアルバムから当時の写っている写真が出てきた)

山車の上では軽快な太鼓の音、そして笛の音色はココロが踊るようだ。ヒョットコや獅子舞がお囃子の主役として舞い踊る。
地元に永く住んでいると一つの現象を体験する。
幼少から小学生位まではその日が楽しみになり、かすかに聞こえてくる太鼓の音をたどって山車の位置を割り出して、走って追いかけて合流し、綱を力一杯引っ張った。

中学生ともなると成長期の過程からか気恥ずかしくなり横目で通り過ぎるのを待っていた。
そして成人して社会人〜結婚して子ども出来、親の立場になるとまた子供を連れ出しては、山車引きに再び参加するようになった。このような経験をしている人は結構いるのではないだろうか?

photo私の場合、地元消防団に12年前から入っている為、建前上は山車の警戒として参加しているが、実際は引っ張り手が少ない為に借り出されているようにも感じた。

山車は久米川町1丁目〜5丁目の町内を2日間かけて一筆描きのようなコースでゆっくりと廻っていく。途中には神酒所という休憩場が設けられ、大人たちは酒を飲み、子どもたちはジュースをもらう。今年も当社が1丁目の神酒所となった。山車が神酒所に到着すると、道路にも人があふれる為、同行している警察官や安全協会の人たちが笛を吹いて交通整理が始まる。お囃子の音とはまた違った賑やかな音が響くのだ。

歩くスピードより少し遅いペースで進んでいくと、いつもの通りの微妙な変化に気付くものだ。住宅の壁が綺麗にリフォームされていたり、空き地だった場所に新しく住宅が建っていたり。近頃では外国人の方々も増えてきた。
そんな町並みをジロジロ眺める事が暗黙で許されるこんな時間も悪くないと思ったりした。

そして、お囃子の音が聞こえてくると2階の窓越しや玄関先で見送る人々。
共通して皆がニコやかに微笑んでいる。自分も歳をとったせいなのか、他人のそんな表情を眺める事がいつの間にか好きになっていた。
今年は、地元の中学生もクラブ単位で区間ごとに参加をしたため、消防団の我々の役割は本来の警戒に徹する事が出来た。

梅雨がもうすぐ終わる。蝉が鳴くにはまだ少し早いこの時期の地元恒例行事。
いよいよ東京にも本格的な夏がやってくる。